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| ロボットが21世紀になれば出現するというアニメが、現実のものになりましたね。数十年もすれば、ロボットも飛躍的に進歩しているのではないでしょうか。ロボットとは機械とコンピュータの融合です。センサー + コンピューター + 機械で構成されます。そのスタートはまだ始まったばかりです。ロボットの事を調べ、新時代のロボットの誕生を見守りましょう。ロボットが身近な存在として活躍する基礎は、できたのではないでしょうか。ロボットが産業、福祉、医療、家庭、宇宙などあらゆる分野で、人間に代わってあるいはそれ以上に働いてくれる可能性があります。また、ロボットが今では考えの及ばない分野にも使われるようになって、新しい発見にも貢献してくれるかもしれません。ロボットも使いようによっては魔法のような打ち出の小槌になることができます。ロボットと人間の関係はアニメや映画の世界ではありませんが、それを作り出している人間の倫理観に最も大きく影響されるでしょう。 | |||||||||||||||||||
ロボットについてロボットの語源となる演劇が、チェコスロバキアで1921年に作られました。ストーリーは、ある科学者が人類を助けるためにロボットを作りますが、次第にロボットを武器として使うようになり、最後にはロボットたちは反乱を起こして人類を滅亡させてしまうというものです。ロボット開発者に考えてもらいたい問題です。昔から機械は人間を助ける為に開発されていたのですが、それがいつしか人間を殺略する機械に置き換えられてきました。人の歴史は何万年何十万年とありますが平和な時代はほんの僅かしかありません。日本でさえ、第二次世界大戦が終わった1945年から約60年と、僅かにしか平和な時代はありません。他の国では、戦争や内紛継続中の国が数多くあります。人間は本当に頭のいい動物か疑問ですね。極端に言えば、人間の本能はそのようにプログラミングされているのかもしれません。その争いの手段として、機械・電子工学・物理学・化学etcありとあらゆるものを利用しているのが現状です。これがロボットとなると事態はもっと深刻になってきます。一部の人間によりプログラムされた人間性のない機械により、人々は殺されていくことになります。これが起きないという保障は誰も出来ないでしょう。現にアメリカがイラクを攻めた時、ロボット兵器が使われていたそうです。 その危険性はロボット誕生の前から危惧されていた問題で、冒頭のロボットの語源となる劇の内容が当たらずとも遠からずで、その予想通りに歴史は進んでいってるように感じられます。 有名な言葉に、ロボットの三原則があります。アイザック・アシモフがSF小説「私はロボット」の中で書いたもので、皆さんもご存知だと思います。 第1条 ロボットは,人間に危害を加えてはならず,また人間に危害が加えられるのを見過ごしてはならない 第2条 ロボットは,第1条に反しない限り人間に服従しなければならない 第3条 ロボットは,第1条と第2条に反しない限り,自身の生命を守らなければならない この3原則も対人間として考えるなら有効でしょうが、ある建物を破壊しろなどの命令には従うことになります。たとえその建物の中に人間がいたとしてもその事は無視されるであろうし、ロボットには認知する手段もないでしょう。そしてロボット3原則をプログラムしていないロボットが、戦争などに使われるでしょう。 今まで有名な科学者が優れた発明を生み出して、結果それが戦争などの手段に使われていったのが歴史の現実です。本来その科学者が目指していたものとは違う形になり、発明品が自分の生きているうちに兵器に転用されたのを見た人も多かったでしょう。人間を手助けするロボットは欲しいのですが、それが悪用されるのは忍びないことです。3原則を踏襲した基本BIOSを埋め込んだロボットしか製造してはならないと、世界共通で徹底させることでしょうか。しかしそれだけでは抜け道も多く、もっと細かな人間保護をプログラムされたロボットの必要性があります。倫理協定を世界レベルで作り、それを各国に厳守させるシステム作りが急務です。 その事に関連して話は違いますが、1962年に制定された核拡散防止条約というものがあります。アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有は認めて他の国がそれを持つのは認めないというものです。核軍縮に寄与するという大義名分はあっても、主要5ヶ国がその武器を捨てずに一方的に他の国にそれを強要しているものです。そして、その条約も一向に機能していないようで核軍縮は進んでいません。時々、北朝鮮などに圧力をかけている程度しか力はありません。 この事からもわかるように、全世界共通の認識を持たせるのは難しく、実行も困難です。この不安定な時期にロボットが登場して、それに対して全世界共通のルール作りをしなくてはならないのですが、すでに武器転用を行っている国アメリカなどが旗振りをするとはとても思えません。政治の世界は国内に対しては有効でも、全世界を考えたときは力が足りません。 しかし、もうまったなしにロボットは誕生しています。そして日々進化していって止まることはありません。今なんらかの手を打たないと、ロボットの反撃を待つまでもなく、人間に操縦されたロボットにより人類は滅亡の危機を迎えることになります。けっしてSF話ではない事を科学者は認識しておくべきで、その方法論、倫理観など世界共通のものをせめてロボット科学者は考え、世界政治に反映させる必要性があるのではないでしょうか。その事が世界の世論を変えていくこともできるはずだし、していかなくてはなりません。単にロボット技術について研究するだけでなく、別の観点からも考えられる科学者になって欲しいものです。 オムニホイール
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